ナ西地区首位の強豪がまさか… ドジャースが10日間で2度のノーノー許す

カブスのアリエッタがメジャーでは延べ293人目の快挙

 カブスのジェーク・アリエッタ投手が30日(日本時間31日)、敵地でのドジャース戦でノーヒットノーランを達成し、両リーグトップの17勝目(6敗)を挙げた。メジャーでは今季6人目、延べ293人目の快挙となった。また、ドジャースは今月21日のアストロズ戦でもマイク・ファイアーズ投手の前に無安打無得点で敗れており、10日間で2度目のノーヒットノーランを許してしまった。

 アリエッタはこの日、ナ・リーグ西地区首位チーム相手に圧巻のピッチングを披露。5回まで毎回三振を奪い、2-0で迎えた9回には圧巻の三者連続三振で偉業を成し遂げた。

 29歳右腕は116球を投げてストライクは80球。1四球と味方のエラーで完全試合は逃したものの、12三振を奪う快投で、防御率は2・11となっている。

 ナ・リーグ西地区で2位ジャイアンツに3・5ゲームをつけて首位を走る強豪ドジャースだが、21日のアストロズ戦に続いて無安打に抑えられる屈辱を味わった。24日は試合がなかったため、9試合で2度のノーヒットノーランを許したことになる。ドジャースは、1シーズンで2度のノーヒッターを許したのも初めてとなった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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