イチロー、MLB現役外野手4位の115補殺目 地元メディアも称賛「魔法の右肩」

ジェニングス監督「彼の年齢からは考えられない数々のことを実現」

 また、地元紙「パームビーチポスト」のジョー・カポッツィ記者はイチローにとってこれが新たなマイルストーンとなったことをレポート。ツイッターで「マーリンズのイチローが二塁を狙ったフアン・ラガーレスを撃墜。これがメジャーでライトにおける100アシスト(捕殺)目」と報告している。

 イチローは右翼手としてメジャー15年目で110補殺目。また、外野手としては115補殺目で、現役では4番目の数字。最多はカルロス・ベルトラン(ヤンキース)の139補殺(18年目)、2位はトリ・ハンター(ツインズ)の129補殺(19年目)、3位はジェフ・フランコーア(フィリーズ)の125補殺(11年目)となっている。

 MLB公式サイトも「イチローに挑戦しないよう諭す。右翼手として100補殺目に到達」との見出しで特集。この日の補殺について「素晴らしい肩の強さを見せた」と伝え、イチローがメジャーデビューを果たした2001年以降、右翼手で100補殺に達しているのはイチローとフランコーアのみであることに言及。また、同年以降に限れば、外野手の115補殺は、128補殺のフランコーア、117補殺のベルトランに次ぐ3番目の数字であることを紹介している。

 マーリンズのダン・ジェニングス監督も記事の中で「彼はその年齢からは考えられない数々のことを実現している。彼が行う毎日の準備が、そういったプレーを可能にしている」と称賛のコメントを残している。

 イチローはこの日、42歳右腕のバートロ・コロンとの最年長対決で4打数無安打。チームも0-7で完敗したが、守備で健在ぶりをアピールした。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY