リーグ連覇目前のソフトバンク 先発陣にかかる歴史的偉業とは

不安定な投球続く寺原、4試合白星なしの中田も苦しい状況

 今季のペナントレースは残すところ、約4週間。工藤公康監督が今季のほとんどを、中6日のローテを崩さずに回してきていることを考えれば、それぞれ、残り4試合程度に登板することになる。現在、再調整のために登録を抹消されている寺原とスタンリッジは2、3試合ほどになると予想される。

 すでに2桁勝利に乗せているのは武田のみ。9勝の摂津とスタンリッジも大台に乗せる可能性は高そうだ。微妙なのが、寺原、中田、バンデンハークの3人か。

 登録抹消中の寺原は、8月16日の西武戦(ヤフオクD)で5失点、同25日のロッテ戦(ヤフオクD)で4失点、9月1日の西武戦(西武プリンス)で5失点と不安定な投球が続いていた。疲労を考慮され、首脳陣からリフレッシュの場を与えられている。限られた期間で、状態を取り戻せるかがカギになる。

 中田は8月4日の日本ハム戦(ヤフオクD)で7勝目を挙げてから3連敗を喫するなど、4試合白星なし。勝負所で一発を浴びる場面が目立っており、苦しい投球が続いている。最大でも残り4試合の先発マウンドで、3つの白星を積み重ねられるか。

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