広島、中日に完封リレー! 前田が7回無失点でリーグトップタイ12勝目

エルドレッドが先制2ラン、菊池は走攻守で活躍、好守で満塁のピンチ救う

 広島が8日の本拠地中日戦で5-0と勝利し、この日試合が中止となった阪神、ヤクルト、巨人の上位陣との差を詰めた。先発の前田が7回を4安打4奪三振無失点と好投し、リーグトップタイの12勝目(7敗)を挙げた。

 広島は今季1勝3敗と相性の悪い相手先発八木を攻略。初回2死一塁からエルドレッドが左中間スタンドへ先制の14号2ランを放つと、5回にも八木の暴投から1点を追加した。

 さらに7回には代わった2番手・金子を攻めて1死一、三塁とするとディレードスチールを試み、一塁走者が一二塁間で挟まれる間に三塁走者の菊地が本塁に生還。4点目を奪う。8回には2死二、三塁からエルドレッドがサードへのタイムリー内野安打。リードを5点に広げた。

 一方の前田は6回まで2安打に抑える好投。7回にはヒット2本と四球で2死満塁のピンチを招いたが、代打・和田の一二塁間を抜けようかという打球を菊池が横っ飛びでキャッチ。好守でエースを救った。

 8回を大瀬良、9回を中崎が抑えて完封リレー。前田は阪神・藤浪と並ぶリーグトップタイの12勝目を挙げた。投打がかみ合った広島は本拠地で中日に完勝した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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