西武秋山が史上6人目200安打に王手 イチローに次ぐスピード達成なるか

ここまでマートンの134試合を上回るペース

 西武の秋山翔吾外野手が史上6人目のシーズン200安打にあと「1」と迫った。12日の本拠地、日本ハム戦で初回に先頭打者本塁打、2回に右前打、6回にタイムリー三塁打を放ち、6打数3安打2打点。10回2死一、二塁のサヨナラの好機では空振り三振に倒れたものの、その前まで2試合連続無安打だった男は今季26度目の猛打賞でシーズン199安打とした。

 過去、日本プロ野球で200安打を達成しているのは1994年のイチロー、2005年、10年の青木宣親、07年のラミレス、10年のマートン、10年の西岡剛の5選手。秋山が達成すれば、史上6人目の偉業となる。さらにここまで130試合の秋山は、134試合で達成したマートンを上回るペースできており、現時点ではイチローの122試合に次ぐ史上2番目のスピード記録となる可能性がある。

 シーズン26度目の猛打賞はイチローと並び歴代2位。秋山はこのまま一気に金字塔にたどり着けるか。王手をかけて臨む13日のロッテ戦(13時・西武プリンス)に注目だ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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