青木宣親が来季のジャイアンツ残留を熱望 「ここで優勝争いがしたい」

今季前半戦活躍も脳震とうに苦しむ青木

 現在、脳震とうの後遺症と戦っているジャイアンツの青木宣親外野手が来季の残留を熱望している。地元紙「サンノゼ・マーキュリー」が報じている。

「チームがオプションを行使してくれることを願っています。ここの監督、選手、スタッフがその理由です。ここにいる全員と最高の関係が築けていますし、来年戻ってこれることを祈っています。ここで優勝争いをしたいんです」

 今季中の復帰も諦めていないという青木は通訳を通じて来季去就について、こう語ったという。

 今季前半戦でリードオフマンとして爆発的な活躍を見せながらも6月下旬に死球による右腓骨骨折で離脱。さらに復帰後の8月9日のカブス戦にはジェイク・アリエッタ投手の148キロのカットボールを頭部に受け、途中交代し、そこから脳震とうの症状に苦しんだ。今月9日にはピッツバーグで、脳震とうの権威として有名なマイケル・コリンズ医師の診察を受け、そこでも「脳震とうの後遺症」との診断を受けている。

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