ホークスはM2で足踏み 柳田はトリプルスリー当確の30盗塁も…打線沈黙

先制好機もディクソンの好守に阻まれる、先発東浜は4回3失点

 ソフトバンクは15日、京セラドームでのオリックス戦に1-6で敗れた。2位日本ハムも勝利したため優勝マジックは「2」のまま変わらず。早ければこの日胴上げも見られるかという一戦だったが、先発東浜が4回3失点と踏ん張れず、打線もオリックスのディクソンの前に沈黙した。

 先制のチャンスは2回に訪れた。松田が四球、中村晃が右安でつなぎ無死一、三塁とすると、今宮がセーフティースクイズ。しかしマウンドの右方向に強めに転がった打球を、ディクソンが素早く捕球しホームへ送球すると、三塁走者の松田がタッチアウト。相手投手の好プレーに阻まれ、先制はならなかった。

 するとその裏、先発東浜が2死二、三塁から駿太に先制となるタイムリーを打たれ1点を失うと、4回にも山崎勝、再び駿太にそれぞれタイムリーを浴び0-3に。この回で東浜は降板したが、5回は岩崎がブランコに左中間スタンドへの9号ソロを叩き込まれ、4点ビハインドとなった。

 ディクソンの前に抑えられてきた打線は5回、1死から柳田が右前打で出塁し、トリプルスリーを確定させる30盗塁目を決めるも、無得点に終わる。6回に長谷川のライト前タイムリーで1点を返したが、続く2死満塁のチャンスで内川が右飛に倒れ、1点止まりで攻撃を終え、その後もオリックス投手陣を攻略できず。1-6で敗れた。

 2位日本ハムが勝利したため、優勝マジックも「2」のまま。胴上げの瞬間は明日16日以降に持ち越しとなった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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