イチロー通算2933安打で歴代単独34位浮上も…マ軍はサヨナラ負け

“本塁打王”ボンズにも残り2本、マ軍は延長10回にサヨナラ負け

 マーリンズのイチロー外野手が18日(日本時間19日)、敵地でのナショナルズ戦に「2番・ライト」で先発出場し、3試合ぶりのヒットを放った。8回先頭で迎えた第4打席でセカンドへの内野安打。これでメジャー通算2933安打とし、ウィリー・キーラーを抜いて歴代単独34位に浮上。同33位のバリー・ボンズの2935本にも残り2本となった。試合は4-5でサヨナラ負けを喫し、マーリンズの連勝は3で止まった。

 イチローは初回、無死一塁で打席に立ったが、2013年のサイ・ヤング賞右腕シャーザーの直球を打ち二飛。2-1と1点のリードで迎えた3回は、2死走者なしで右飛に倒れた。4回2死三塁のチャンスでは初球を打ってまたも二飛に。

 しかし3-3の同点で迎えた8回、先頭で打席に立つと2番手リベロからセカンドへの内野安打を放ち出塁。1死後、ボアのレフト前ヒットで三塁まで進むと、オズナのショートゴロの間に勝ち越しのホームを踏んだ。4-4で迎えた9回2死走者なしの第5打席では空振り三振に倒れた。

 マーリンズは10回1死満塁とピンチを迎え、ロバトンの犠牲フライでサヨナラ負け。イチローはこの日5打数1安打1得点で打率.242となっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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