ヤクルトが快勝で単独首位キープ 山田が決勝打、バレ&雄平で追加点

負ければ同率首位に並ばれる試合で阪神に快勝

 ヤクルトが敵地での阪神戦に5-2で勝利し、単独首位の座をがっちりと守った。同点の8回に山田が決勝打。さらに、畠山の四球を挟んでバレンティンが押し出し四球、雄平が犠飛と主軸が仕事をして、阪神を突き放した。巨人、広島が勝ったためにマジック点灯こそならなかったが、負ければ阪神に同率首位に並ばれるという試合で快勝した。

 試合が動いたのは3回。ヤクルトは1死一塁で山田が打席へ。藤浪からレフトへのタイムリーツーベースを放ち、先制に成功した。一方、阪神もその裏に杉浦から1死満塁のチャンスを作ると、マートンのショートゴロの間に同点に追いついた。

 直後の4回、ヤクルトは先頭の雄平が右中間へのソロを放ち、1点を勝ち越し。ただ、阪神もその裏に先頭のゴメスがバックスクリーンに叩き込み、またしてもすぐに同点とした。

 6回、阪神は2番手ロマンから2死満塁の絶好機を作る。ここで藤浪の打順。119球を投げていた右腕に対して、阪神ベンチは代打・新井を送ったが、空振り三振に終わった。

 すると、ヤクルトは7回に2番手安藤から1死一、二塁とチャンスを作る。ここで山田がタイムリーツーベース。最も頼れる男が貴重な勝ち越し打を放った。さらに、畠山が四球を選んで1死満塁とすると、続くバレンティンも四球で押し出し。雄平は犠飛を放ち、3点差とした。

 その後は鉄壁の救援陣がリードを守り、5-2で勝利。2位と2ゲーム差で首位を走っている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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