ヤクルトは14年ぶりVへM1 猛打賞&8号ソロの川端「がんばります!」

杉浦は今季初勝利「自分がいけるところまで…」

 ヤクルトは28日、神宮で行われた中日戦に6-2で勝利し、優勝へのマジックを「1」とした。先発した杉浦稔大投手が6位途中2失点の好投を見せると、打線も2回に上田剛史外野手が2ランを放つなど、中日山井を2回でKO。リーグ1位の打率を誇る川端慎吾内野手も8号ソロ含む3安打をマークするなど投打がかみ合い、14年ぶりVへ王手をかけた。

「自分がいけるところまで1つでもアウトを取ろうという気持ちで行きました」

 2年目の今季は開幕ローテ入りも、開幕から3敗を喫した杉浦。右肩、右肘痛の影響で、4月19日を最後に前回登板の9月21日阪神戦まで登板がなかった。5か月のリハビリ期間を経て今季初勝利を掴んだ一昨年のドラフト1位右腕は、お立ち台でこの日の登板にかける思いを口にした。

 1軍の舞台で投げられなかった期間を「リハビリはすごくつらかった」と振り返ったものの、6回途中2失点で今季初勝利を挙げ、安堵の表情を見せていた。

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