上原浩治、41歳の来季に向け早期始動宣言 「まだまだ負けない」

キャッチボール再開、「日に日に良くなってる」

 右手首骨折で離脱中のレッドソックス・上原浩治投手が30日、例年よりも1か月の早期始動で来季に備える姿勢を見せた。

 上原は先月7日(日本時間8日)のタイガース戦で右手首に打球が直撃。今季絶望となったが、ここにきてキャッチボールができるまでに回復しており、自身のブログで「2日連続でキャッチボール。前日よりもいい感じで投げれたし、日に日に良くなってるって実感できてます。まだ距離にして、20メートルぐらいだけど…。徐々に伸ばしていって、オフの間に90~100メートルぐらいまでいけるように頑張ります」と報告した。

 また、41歳で迎える来季に向けて強い意気込みを見せており、「今年は、一ヶ月前倒しでトレーニング開始。10月の中旬から本格的に始めます。年を取ると、休んでる期間は短かくしないと、身体が出来上がらないからなぁ。若いっていいよなぁ~。でもこっちには経験があるし、まだまだ負けないぞ!」と綴っている。

 今季は低迷するチームの中でクローザーとしてチームを支え、43試合に登板、2勝4敗25セーブ、防御率2.23と好成績を収めている。シーズン途中の離脱となってしまったがまだまだ絶対守護神の力は健在。来季、完全復活の投球に期待したい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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