巨人・久保が2軍日本一決定戦で登板 一部で退団報道も…1回を無失点

試合後はファンに一礼し、手を振る

 巨人の久保裕也投手が3日、ファーム日本選手権に登板し、1回を投げて無失点に抑えた。一部報道で退団も噂される右腕だったが、日本一をかける舞台で好投を見せた。

 0-1の1点を追う7回、3番手でマウンドに上がった。2003年から巨人でプレーし、中継ぎの柱として通算101ホールドを挙げた右腕は、塚田を三ゴロ、猪本を四球、斐紹を左飛、真砂を三ゴロに打ち取り1回を無失点。ホークスの2軍をしっかりと無安打で抑え、マウンドを降りた。

 チームは0-2で敗れ、ファーム日本一の座をホークスに譲ったが、試合後は一塁側、ライト側のファンに向かって手を振り、一礼した35歳。2011年には守護神として20セーブを挙げ、長年巨人のブルペンを支え続けた右腕だけに、ファンもその復活を待ち望んでいる様子だった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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