阪神藤浪、CS進出&15勝かかる一戦で5回4失点 200投球回目前、無念の降板

4回に広島松山に7号2ラン浴びるなど4失点、今季199イニングで終戦

 阪神の藤浪晋太郎投手が4日、勝てばCS進出となる今季最終戦の広島戦に先発し、5回4失点でマウンドを降りた。

 今季リーグトップタイ15勝をかけて大一番に臨んだエースは、序盤3回を初回の松山のヒット1本に抑え、上々の立ち上がりを見せた。

 しかし4回、先頭菊池に中前打を浴びると、今季、初回の安打を含めて10打数6安打と苦手にする松山に先制の2ランを浴びた。

 さらに2死二、三塁のピンチを招き、相手捕手の石原にライト前への2点タイムリーを浴びて0-4。痛すぎる追加点を奪われた。

 重要な一戦を託されたエースだったが、5回に1死一、二塁のチャンスで打席が回ると、代打を送られ降板。代わりに打席に入った西岡は二ゴロ併殺に倒れた。

 勝てばCS進出となる一戦は、5回終わって4点ビハインド。エースの誤算で阪神は厳しい状況に追い込まれた。藤浪は今季の投球回数が199イニングと、大台の200イニングに「1」届かなかった。

【写真】関本賢太郎の引退試合で…握手して涙ぐむ藤浪晋太郎

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