引退の楽天・永井は現役に未練と悔い隠さず 「思うようなプレーできず…」

田中、岩隈と「3本柱」形成も、31歳で引退 「9年間という短い選手生活でしたが…」

 今季限りでの現役引退を発表している楽天の永井怜投手が6日、本拠地でのシーズン最終戦・ロッテ戦で引退登板。打者1人を三振に抑えた。試合後は引退セレモニーで東北のファンに現役最後の挨拶を告げた。

「えー、まずはこの引退セレモニーという大きな舞台を用意してくださった球団関係者のみなさま、本当ににありがとうございました。今日、私、永井怜は現役を引退します。2006年の入団以来たくさんの人たちに支えられてここまでやってこれました。

 今日まで指導してくださった野村監督、ブラウン監督、星野監督、大久保監督、コーチの方々、チームメート、裏方さん、怪我をして大変お世話になったトレーナさんのみなさん、たくさんの出会いがあったからこそ、プロ9年間という短い選手生活でしたが、ここまで頑張ることができました。本当にありがとうございました」

 この日は6回無死で最後のマウンドに上がり、大学の1学年後輩・清田を空振り三振に切って取った。涙を流しながらマウンドを降りた右腕は、関係者に対して感謝の言葉を並べた。

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