米紙が総括アンケート、ヤンキースファン85%が田中将大は「必要」

サバシアには厳しい評価、野手陣は…

 一方、4番目は今季トミー・ジョン手術から復帰したイバン・ノバ投手が入ったが、否定的な声が過半数を上回り、「捨てろ」が54パーセントに。また、プレーオフ直前にアルコール中毒のリハビリのために更生施設に入ることを発表したCCサバシア投手も否定的な声が72パーセントに達している。実績抜群の左腕は厳しい評価を受けている。

 メジャー屈指と称されたブルペンは軒並み高評価。中継ぎと先発をこなしたアダム・ウォーレン投手は残留支持が84パーセント。ジョー・ジラルディ監督の酷使で終盤息切れしたオールスター右腕デリン・ベタンセス投手はチーム2位の92パーセントが残留を支持。クローザーのアンドリュー・ミラーも91パーセントと高い支持を得ている。一方、今季開幕前に日本球界への挑戦希望も示していたクリス・カプアーノ投手は炎上を繰り返し、1か月に4度もマイナー行きを宣告させられるなどしており、放出を支持するファンが85パーセントに達している。チェイスン・シュレーブ投手も52パーセントが放出に賛同している。

 また、主だった野手では禁止薬物使用問題による1年間の出場停止処分から復帰し、カムバック賞候補にも挙がっているアレックス・ロドリゲス内野手は必要とする声が58パーセントに。カルロス・ベルトラン右翼手も58パーセントの支持を手にしている。

 田中同様に高年俸を手にしながらワイルドカードゲームでスタメンから外されたジャコビー・エルズベリー外野手は残留支持が55パーセント、生え抜きのブレット・ガードナー外野手は63パーセントが残留支持。今季トレードで加入したディディ・グレゴリアス内野手も必要の声が88パーセントと高支持率を手にしていた。

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