異国で活躍、1411日ぶり勝利…2015年、どん底から這い上がった選手たち

昨オフのトライアウトを経て復活を遂げた選手たち

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ロッテのチェン・グァンユウ【写真:長谷川美帆】

 毎年11月に、戦力外通告を受けた選手たちを中心にプロ野球選手たちが集う12球団合同トライアウトが行われている。

 昨年の合同トライアウトを経て、今年復活を遂げた選手たちもいた。

 中日・八木智哉投手は4月4日に広島・黒田と投げ合うと、7回無失点、無四球10奪三振の快投でメジャー帰りの右腕に投げ勝った。

 日本ハム時代の2006年に12勝で新人王に輝いた左腕も、昨オフにオリックスから戦力外通告を受けていた。この日の勝利が、2012年7月26日・ソフトバンク戦以来、実に982日ぶりとなる白星だった。今季は4勝(6敗)と一時期と比較すると復活の兆しを見せ始めている。

 同じく昨オフ、中日を戦力外となった堂上剛裕外野手は巨人に入団し、8月12日のDeNA戦で満塁弾を放つなど59試合で打率.276の成績を残した。

 ロッテはDeNAを戦力外になったチェン・グァンユウ投手が5勝4敗と頭角を現した。合同トライアウトに参加し、秋季キャンプで入団テストを受けて入団した台湾出身の25歳左腕は6月にプロ初勝利。9月は4試合で3勝0敗、防御率が1.04とチームのCS進出へ大きく貢献した。

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