楽天戦力外の梅津、トライアウト受験へ 「ダメならきっぱり辞めようと思う」

2年連続戦力外、「1軍は甘くなかった」

 今季楽天を戦力外となった梅津智弘投手(32)が現役続行を見据えて、来月10日12球団合同トライアウト(静岡草薙球場)を受ける姿勢を示している。

 2004年のドラフト6位で広島に入団。以降、10年間、中継ぎとして起用されてきたが、昨オフに戦力外となり退団。今季は育成選手として楽天入りし、7月31日に支配下選手契約を結んだが、1試合の登板に終わっていた。

 今オフは2年連続の戦力外通告を受けていたが、15日に自身のブログを更新し、現役へのこだわりを吐露。

「ここ何年かでは1番状態も良く、2軍での成績、内容に手応えもあったのですが、1軍は甘くなかったですね。戦力外を通告された日、色々な思いがあり、もう野球は辞めようと思いました」と悩み抜いた胸中を明かしつつも、「トライアウトまで1ヶ月好きな野球をしっかり、みっちりやってダメならきっぱり辞めようと思います」と強い覚悟を示している。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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