タイガースの左腕ノリスが甲状腺癌を告白 「克服するために手術を受ける」

バンでの車上生活で知られる異色左腕、自身のインスタグラムで報告

 バンでの車上生活など異色のアウトドア派として知られるタイガースのダニエル・ノリス投手が、19日(日本時間20日)に甲状腺癌で手術を受けることを公表した。自身のインスタグラムで発表した。

 今季、ブルージェイズから左腕デビッド・プライス投手とのトレードで加入したノリスは自らの病状について、こう報告している。

「この知らせをいかにみなさんに知らせるか、共有すべきなのかということを、何か月間も会話を重ねてきた。僕は祈りの力を強く信じています。そして、今たくさんの祈りを求めています。

 数か月前に3Aに行った際、甲状腺の肥大に気づきました。登板後にトロントからバファローに飛び、何度も診察を受け、悪性の腫瘍の進行と最終的に診断されました。診断結果には癌という言葉も含まれていた」

 ノリスは今季、ブルージェイズとタイガースで13試合に先発し、3勝2敗、防御率3.75という成績だったが、ブルージェイズに在籍中にすでに癌の告知を受けていたという衝撃の告白をしている。それでも、手術をシーズン終了後までずらしたのには理由があったという。

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