日ハム残留のレアードに宿る“ヤンキー魂” 常に明るさを失わない理由とは

「とにかく野球を楽しんでやることが大事」

 日本ハムのブランドン・レアード内野手の来季残留が24日、球団から発表された。

 来日1年目の今季は全143試合に出場。打率2割3分1厘、チームトップの34本塁打、チーム2位の97打点をマークした。

 7月下旬まで打率1割台と低迷が続いたが、9月に月間9本塁打を放つなど後半戦は勝負強い打撃を披露。本塁打を打った際に見せる寿司を握るパフォーマンスが恒例となった。

 前半戦で不振を極めた助っ人を使い続けた理由について、栗山監督は「どんなに苦しくても常に前向き。とにかく明るく元気」と言った。

 レアードの底なしの明るさは、どこから来るのか。帰国前にレアード本人に直撃すると、ヤンキースのスーパースターたちの教えを明かしてくれた。

――来日1年目で慣れない環境だったと思うが、いつも楽しそうに見えた。

「とにかく楽しんで野球をやることが大事。この明るさを生業にしている。自分は真剣になりすぎると、自分の中で窮屈になってしまうところもある。だから、いつも楽しんでやろうと」

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