オリックス・ドラ1コンビ、強い決意胸に異国へ 両投手が掲げる課題とは

プロ2年目で不本意な成績に終わった吉田一、「実力不足」

 オリックスのドラフト1位コンビが来季へ巻き返しに燃えている。2013、14年のドラ1位指名を受けた吉田一将、山崎福也。10月24日。プエルトリコで始まるウインターリーグに派遣される2人は日本を飛び立った。

 ルーキーイヤーに5勝を挙げ、2年目の今季は2桁勝利を期待された吉田一は1勝5敗、防御率5・27と不本意な成績に終わった。開幕直前に脇腹を痛め、シーズン中も首痛を発症するなどケガに泣かされた1年だったが、「実力不足。そのあたりも含めて自分自身の弱さが出た」と今季を振り返った。

 先発としてスタートしたが結果が出ず、後半戦は中継ぎも経験。来季は福良新監督のもと、再び先発としてスタートを切ることが決まっている。プエルトリコでの約1か月半では自身最大の武器を磨く。

「来年に向けフォークをしっかり試したい。もとから投げている球種ですが、今年は色々と握りを変えてスタートしたが落ちが悪かった。フェニックスリーグでは1年目の握りに戻して投げたらしっくりきたので。このウィンターリーグでは一番フォークの精度を高めたいです」

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