ヤクルト山田、日本S初の1試合3HR メジャーのWSでは「神様」ら4人が記録

シリーズの空気を一変させた3本塁打、WSではルースや「ミスターオクトーバー」がマーク

 ヤクルトの山田哲人内野手が、27日に日本シリーズ史上初となる1試合3本塁打を放った。2連敗で迎えた本拠地・神宮球場での第3戦で、チームを救う大爆発。シリーズの空気をガラリと変えた。

 山田は相手先発・中田から初回に先制2ラン、3回にソロ本塁打をマーク。いずれも勝ち越しの一発だったが、直後の相手の攻撃で追いつかれてしまう。5回には初めてリードを奪われたが、その裏、CSで活躍した中継ぎ右腕・千賀から、3打席連続本塁打となる2ランを放ち逆転。主砲の大活躍で沈みかけていた神宮球場のムードが一変し、その後も加点したヤクルトは8-4で勝利した。

 チームに日本シリーズ14年ぶりの勝利をもたらした山田。トリプルスリーを達成し、セ・リーグの本塁打王に輝いた男が、厳しいマークをかいくぐって、日本シリーズでこれだけの活躍を見せるのは、並大抵のことではない。

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