“練習嫌い?”“技術の塊”…西口を評する証言の数々、注目される再出発
2015.10.30
21年のプロ人生の引退会見で「練習が嫌いでしたか?」と聞かれた野球選手はいないだろう。西武・西口文也投手は独特のひょうひょうとした笑みを浮かべて答えた。「嫌いと言っても最低限のノルマはやりましたよ」。西口節に会見場は笑いに包まれた。
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photo 写真提供:埼玉西武ライオンズ

西口文也の技術は常人ではマネできない―引退右腕を評する証言

 21年のプロ人生の引退会見で「練習が嫌いでしたか?」と聞かれた野球選手はいないだろう。西武・西口文也投手は独特のひょうひょうとした笑みを浮かべて答えた。「嫌いと言っても最低限のノルマはやりましたよ」。西口節に会見場は笑いに包まれた。

 練習の好き嫌いは本人の感覚によるところが大きい。適正な練習量であるかは周りが決めることではない。結果がモノを言う世界だからだ。

 確かに昔の西口は周りから見れば、表では練習をしないタイプの選手だった。横田久則2軍監督は「自主トレで自分とか潮崎が1時間前からアップしていると、あいつはロッカーにいる。『やらないのか?』と聞くと『キャッチボールを始めたら呼んで下さい』と言う。それでキャッチボールをやったら、すぐに家に帰っていたな」と当時を笑いながら思い起こす。

 一方で躍動感あふれるフォームは芸術の形容がふさわしかった。4歳下の土肥義弘1軍投手コーチは「僕も現役時にマネてみたけど、常人じゃできない技術が詰まっている。普通の人なら1つ1つを確認しながら投げるものを全部連続してできる。力の伝達に無駄がなく、最大限にパワーが出る。技術の塊のような人なんです」と評する。

 フォームのメカニズムの完成度が高かったのは医学的にも証明されていた。横田2軍監督は「ドクターが『これだけ長くやっていて、腕の関節にダメージの少ない投手は見たことがない』と驚いていた」と証言する。



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