V逸の阪神は金本政権へ 「JFK」へ繋ぐ右腕が引退&15年目左腕は3度目解雇

阪神一筋19年のユーティリティー&3球団で扇の要を担ったベテランが引退

 今季終盤までヤクルト、巨人と共に首位争いを繰り広げながらも3位に終わった阪神は、新監督に金本知憲氏を迎え、2005年以来のリーグ制覇に向けてスタートを切る。

 新体制のもと、着々と新たなチーム作りに向かっている球団は、すでに19年間ユーティリティーや代打の切り札と活躍したベテラン、主力捕手として屋台骨を担った選手が引退を表明。さらにかつてリリーフの柱として活躍した選手もチームを去ることが決まっている。呉昇桓につなぐリリーフ陣の高齢化もあり、血の入れ替えを敢行した形だ。

 ここで、チームから去る主な選手の実績を振り返ってみたい。

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2015年限りで阪神を退団する主な選手の通算成績

○関本賢太郎(引退)
入団19年目。通算1272試合に出場し、通算2905打数807安打48本塁打312打点、打率2割7分8厘。

 1996年のドラフト2位で入団。2002年に71試合に出場すると、内野のユーティリティーとして活躍。2006年には132試合で打率3割1厘、2008年まで3年連続130試合出場を果たした。晩年は代打の切り札として活躍。今季は55試合の出場。42打数11安打、打率2割6分2厘。

○藤井彰人(引退)
プロ17年目。通算1073試合に出場し、通算2395打数565安打10本塁打173打点、打率2割3分6厘。

 1998年のドラフト2位で近鉄に入団。2005年に楽天の創設メンバーになると、初年度から2年連続100試合以上に出場し、扇の要を担った。2011年に阪神に移籍すると主力捕手として5年間チームに貢献。今季は71試合の出場。134打数23安打、打率1割7分2厘。

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