侍J、中村晃が5連勝決めるサヨナラ打! 1次R全勝突破に「本当にいい状態」

ベネズエラに終盤で逆転&再逆転 「まさか自分に回ってくるとは…」

 侍ジャパン日本代表は15日、世界野球「プレミア12」1次ラウンド第5戦、ベネズエラ戦に臨み、9回裏、中村晃外野手(ソフトバンク)のレフト前タイムリーでサヨナラ勝利。開幕5連勝で1次ラウンド全勝突破を決めた。

「まさか自分のところに回ってくるとは思わなかったので緊張しました」

 この日は8回に中田(日本ハム)の2点タイムリーで逆転も、最終回に松井(楽天)が2失点で再度ビハインドの展開に。だがその裏に1死満塁から相手投手の暴投で同点に追いつくと、川端(ヤクルト)が歩かされ、再び1死満塁で26歳の巧打者に打席が回ってきた。

「もう本当に打てば勝てる状況だったので、必死に食らいつきました」

 相手5番手カステラーノの6球目。高めの136キロを弾き返すと、打球は三遊間を抜けてレフト前へ転がるサヨナラタイムリー。「打ててよかったです」と試合後のインタビューで感触を振り返った。

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