現役引退の斎藤隆氏がパドレス“フロント入り” サンディエゴ拠点に活動へ

斎藤が見せる野球への情熱「どういう変化があっても必要とされる人間であるために」

 年内に1度渡米し、球団の首脳陣や経営陣、代理人などが一堂に会するウィンターミーティングにも参加する予定。来年1年間はサンディエゴを拠点に活動する方向で、年明けに本格的に活動をスタートさせる。

 ホワイトGM付SAは「一番大事なポイントは、(斎藤が)日本に帰るときにはトップの野球人になっていること」と期待。

 斎藤は「時代の流れの中で、どういう変化があっても必要とされる人間であるために、このタイミングで行くことが重要だった。フロントで学べる機会を与えていただいたことはビッグチャンス」と話す一方、「これでコーチにならないということじゃない」と、指導者としての将来を捨てたわけではないことも明かした。

 第2の野球人生として選んだのはメジャーリーグ、しかもフロントとしての仕事。日米の野球を経験した45歳のさらなる飛躍が期待される。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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