上原を抱えるパフォーマンスも話題に MLB503発オルティスが来季引退を表明

今季通算500本塁打到達、健在ぶりアピール

 ドミニカ共和国出身の強打者は、1992年にマリナーズと契約を結び、その後ツインズを経て、2003年にレッドソックスに入団。2004年にはチームを1918年以来のワールドシリーズ制覇に導く活躍を見せ、その後も2007年、2013年と通算3度の世界一に貢献した。

 今季は通算500本塁打を達成し、シーズン通算でも37本塁打、108打点。これは2007年以来では最多の数字となっており、健在ぶりをアピールしていた。

「野球とは単純に数字や成績を積み重ねるものではなく、私たちにとって第二の家族なんだ」

 ビデオメッセージでそう語ったオルティス。本塁打王1回、打点王2回、2013年ワールドシリーズMVP、9度のオールスター選出など、輝かしい実績を残してきた40歳のラストシーズンは、各地の球場で引退を惜しむ声が数多く飛び交うことになるだろう。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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