“セ本塁打王”山田が最後に意地 3位に導く2発「思い切ってフルスイング」

侍Jが一発攻勢でメキシコ撃破、山田「チームが勢いづくバッティングができてよかった」

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プレミア12決勝トーナメント表

 侍ジャパン日本代表が21日、東京ドームで行われた世界野球「プレミア12」の3位決定戦、メキシコ戦で計5本塁打の一発攻勢で快勝した。

 初回に山田が(ヤクルト)先制ソロを放つと、2回にも2打席連発のソロ弾。中田(日本ハム)、松田(ソフトバンク)にも2ランが飛び出し、この回一挙7得点。9-1とリードした7回には秋山(西武)も2ランを放ち、11-1でコールド勝ちを収めた。

 試合後、山田は「思い切って真っすぐを狙ってフルスイングしました」と初回の先制弾を振り返り、「チームが勢いづくバッティングができてよかったです」と笑みをこぼした。

 今季38本でセ本塁打王に輝いた23歳だが、今大会はここまで一発は出なかった。しかし、準決勝で韓国に敗れて迎えた3位決定戦で2発。チームを鼓舞した。

 これで日本は「プレミア12」第1回大会を3位で終了。山田は「世界一になれなかったんですけど、3位決定戦でもファンの方たちに球場に足を運んで応援してもらったのでありがとうございます」と感謝のコメントを残した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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