オリドラ5吉田が仮契約 甲子園のライバル投手と「切磋琢磨していきたい」

契約金3500万円、年俸500万、背番号は「66」

 オリックスからドラフト5位指名された東海大相模・吉田凌投手(18)がプロへの一歩を歩み出した。28日に兵庫県内のホテルで仮契約を行い契約金3500万円、年俸500万。背番号は66に決定した。

 夏の甲子園では中日にドラフト1位指名された左腕・小笠原とWエースを形成し全国制覇の原動力となった。吉田は兵庫・西脇出身。幼い頃はオリックスの試合を見にほっと神戸に何度も足を運んだという。

 憧れだったユニホームに袖を通した右腕は「仮契約をして徐々に実感がわいてきた。高校と違って毎日試合があるので、まずは1年間ケガをしない体を作っていきたい」と目を輝かせた。

 今回のドラフトでは高校生で同6位に甲子園準V右腕の仙台育英・佐藤世那を指名。高校国体で言葉を交わしていた吉田は「甲子園を一人で投げ抜いた凄い投手。同期入団になるので切磋琢磨して頑張っていきたい」と再会を心待ちにしていた。

 なおユニホームの背中に入るネームは同じチームに吉田姓が4人いるため「RYO」になることが決まった。(※金額は推定)

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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