「Bクラスなら弱いオリックスに戻ってしまう」 逆襲へ必要な若手の勢い

若い世代の台頭へ、福良新監督も「チャンスは与えます」

 12月に入れば選手たちは本格的なオフシーズンに突入する。春季キャンプまでの約2か月間の過ごし方が最も重要になるのは言うまでもない。

 来季の宮崎・春季キャンプは1、2軍合同で行うことが決定。若手の育成、底上げをテーマに高知・秋季キャンプを指揮した福良新監督は「昨年は2位、今年は5位。これで来年もBクラスなら本当に弱いオリックスに戻ってしまう。特に若手はレギュラーを獲るという強い気持ちと、がむしゃらさ、後がないという気持ちでオフの2か月を過ごしてほしい。チャンスは与えます」と注文を付けた。

 1、2軍の当落線上にいる選手は春季キャンプが始まる2月1日には万全の状態で入る必要がある。オフの過ごし方を間違えればチャンスはない。中堅、ベテラン勢がレギュラーを張るチームに一番必要なのは若手の勢いだ。駿太、伊藤、安達が軸となるのは当然のことで、その後の世代の台頭が望まれる。

 一気に若返りを図るオリックス。来季、20年ぶりのリーグ制覇のカギを握るのは若い力になるだろう。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY