日ハム復帰の吉井コーチ、斎藤佑の“再生”に意欲 「1軍で投げる姿を多く…」

12年には開幕投手に指名、先発起用も示唆「佑ちゃんのいいところを引き出したい」

 来季から4年ぶりに日本ハムに復帰する吉井理人投手コーチが29日、都内のホテルで就任会見を行い、プロ6年目を迎える斎藤佑樹投手の“再生”に意欲を見せた。

 斎藤は、吉井氏が前回、日本ハムで投手コーチを務めていた2011年にルーキーとして入団。翌12年には開幕投手に指名すると、この試合で期待に応える快投を見せ、9回1失点で初の完投勝利を飾った。

 しかし、この年は5勝8敗、防御率3.98に終わり、吉井投手コーチも退団。13年以降は右肩痛の影響などもあり、結果を残せていない。今季は中継ぎも務め、12試合で1勝3敗、防御率5.74の成績だった。

 吉井投手コーチは就任会見で、斎藤について「ファンの多い選手なので、1軍で投げる姿を多く見せてあげたい。最近の実力を見ると、壁に当たっている段階に来ている。何かいい方法を見つけて、佑ちゃんのいいところを引き出していきたい」と話した。

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