伊藤光、山崎勝、伏見、若月…争いは混沌 オリックスの正捕手は誰に?

飛躍の年となったプロ2年目の若月、福良新監督も高評価

 オリックスの若月健矢捕手(20)が今月1日に契約更改を行った。100万円アップの年俸700万円で一発サイン。今季はシーズン終盤に1軍に昇格すると5試合に出場。そのうち4試合にスタメンマスクをかぶり、プロ初安打もマークするなど飛躍の年となった。

 1軍の舞台で貴重な経験を得た若月は「今年の目標は1軍に上がることだったので個人としてはよかった。先発として試合に出ることもできたし、ヒットも打つことができた」と納得のシーズンを振り返った。

 オリックスの正捕手といえば日本代表にも選出された伊藤光が真っ先に浮かぶが、期待されていた若手の台頭で来季の正捕手争いは激化することが予想される。まずは今季、各捕手の先発マスクの試合数とその試合での先発投手の勝敗を振り返って見たい。

○伊藤光 72試合 19勝32敗
○山崎勝己 63試合 25勝21敗
○伏見寅威 4試合 1勝1敗
○若月健矢 4試合 2勝1敗

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