日ハム有原、新人王獲得も1年目は「50点」 オフは「ずっと鎌ヶ谷で練習」

「想像以上」の年俸倍増3000万円も、1年目は「悔しい思いがたくさんある」

 日本ハムの有原航平投手が、ゴールデンルーキーと期待されたプロ1年目を振り返った。

 昨年のドラフトで最多4球団の競合の末、日本ハム入り。今季は右肘の違和感から開幕は出遅れたが、5月15日のオリックス戦(札幌ドーム)でプロ初登板初勝利を挙げて先発ローテ入りした。18試合で8勝6敗、防御率4.79。新人王を獲得した。

 3日に札幌市内の球団事務所で倍増となる年俸3000万円(推定)で契約更改。1年目の苦悩、2年目のジンクス打破への思いなどを語った。

――初めての契約更改だった。

「(提示額は)想像以上でした。今年1年やってきた評価も出ましたし、いろいろな話を聞きたかったので良かったです。(年俸は)倍増していただきました。シーズン途中からでしたけど、最後まで投げたことを評価していただいた。すごく感謝しています。初めてで緊張しましたけど、大丈夫でした」

――球団からの言葉でうれしかったことは?

「『前半より後半にかけて、どんどん内容も良くなっていった。来年につなげられるような投球が増えた』と言ってもらえた。来年も期待してもらった分、頑張りたいなと思います」

――1年目のシーズンを振り返って。

「成績的にはまだまだ。悔しい思いがたくさんある。防御率がかなり悪かった。来年は少しでも下げられるようにしたいです。肘のケガもあったので初登板できると思っていなかった。内容は物足りない。来年、いい成績を残せるようにしたい」

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