青木宣親を獲得したマリナーズ、残る「課題」は岩隈久志との再契約

米メディアが指摘、GMの課題は「アオキの友人でもあるヒサシ・イワクマの処遇」

 ジャイアンツからフリーエージェント(FA)となっていた青木宣親外野手を獲得したマリナーズは今後、岩隈久志投手との再契約に全力を注ぐことになる。MLB公式サイトは「ノリチカ・アオキと契約を済ませた今、ジェリー・ディポトGMの次なる課題は、アオキの友人でもあるヒサシ・イワクマの処遇だ」と報じている。

 エースのフェリックス・ヘルナンデス投手と「先発2枚看板」を形成し、マリナーズの先発ローテーションを支えてきた岩隈は、シーズン終了後にFAとなった。今季は広背筋の炎症で長期離脱したものの、復帰後はノーヒットノーランを達成するなど安定したピッチングを披露。20試合で9勝5敗、防御率3.54と好成績を残した。

 9月下旬に就任したジェリー・ディポト新GMは、オフに入る前から岩隈との再契約を最優先事項と位置づけていた。シーズン終了後には、MLB規定の1年1580万ドル(約19億4000万円)でクオリファイング・オファーも提示。複数年契約を希望しているとされる右腕は、これを拒否していた。

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