広島がポスティング容認で争奪戦必至 マエケン獲得に動く球団はどこ?

マー君と先発ローテ形成の可能性も? ラッキー獲得のカブスは可能性低下

○カージナルス

 先発投手の補強に注力。デビッド・プライスの獲得戦に関しては、実現一歩手前までレッドソックスと競っていたことがFOXスポーツなどの現地メディアでも報じられている。ラッキーがカブスへ移籍し、リンはトミー・ジョン手術のため来季は全休となる。アキレス腱断裂からシーズン終盤に復帰した大黒柱ウェインライトがフル稼働をしたとしても、先発3番手以降は不安要素。米ヤフー・スポーツなど現地メディアも前田獲得の可能性を報じている。

○ヤンキース

 今季のローテーション投手が総じて健康面に不安材料を抱えている名門は先発の補強が急務。生え抜きのブレット・ガードナー内野手、イバン・ノバ投手をトレード要員として先発陣の拡充を狙っているとの現地報道もあり、地元紙「ジャーナル・ニュース」などが前田獲得の可能性を伝えている。田中将大らと先発ローテを形成するか注目されている。

○カブス

 サイ・ヤング賞を受賞したアリエッタと、大型契約で獲得したレスターという2枚看板が来季も健在のカブス。オフシーズン当初はサマージャの呼び戻しに関心を示していることが報じられるなど、先発投手の獲得が予想されていたが、カージナルスからFAとなっていたラッキーとの契約が合意に達した。ここまで前田獲得の可能性も報じられていたが、ラッキーとの契約合意で先発投手陣は実質的に固まったと見られており、前田獲得の可能性は小さくなっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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