岩隈がドジャースと合意、契約は3年51億円規模か、米メディア報じる

野茂らが所属した強豪で岩隈が再出発へ

 マリナーズからフリーエージェント(FA)となっていた岩隈久志投手が6日(日本時間7日)にドジャースと契約合意に達したと米複数メディアが報じた。詳細は明らかにされていないが、契約合意を報じた米CBSスポーツはジョン・ヘイマン記者が3年4200万ドル(約51億6000万円)規模の契約を予想。34歳右腕は2012年に加入後、4シーズン所属してきたマリナーズを離れ、新たな球団で再出発する。

 ドジャースからフリーエージェント(FA)となったザック・グリンキー投手が、同地区のダイヤモンドバックスへ移籍したことを受け、移籍市場に残された先発投手獲得の動きが一気に加速。その中心の1人にいたのが岩隈だった。再契約を最優先に掲げたマリナーズをはじめ、ドジャース、ジャイアンツなどが争奪戦に参戦する中、ドジャースがいち早く契約合意にこぎつけた模様だ。

 岩隈は今季負傷の影響もあって3年連続の2桁勝利こそ逃したものの後半戦は抜群の安定感を誇り、9勝5敗、防御率3.54でシーズンを終えた。メジャー通算では47勝25敗、防御率3.17、勝率は.652となっている。

 日本人投手ではかつて野茂英雄、石井一久、斎藤隆、黒田博樹らが所属したドジャース。ここまでナ・リーグ西地区3連覇を達成している強豪で、岩隈は輝きを放てるか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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