イチローがつけたマリナーズの「51」はメジャー史上最高の背番号のひとつ!?

メジャー各球団の偉大な背番号は?

 米メディアがMLB各球団の偉大な背番号を特集し、マーリンズのイチロー外野手がマリナーズ時代の2001~12年途中まで背負った「51」も堂々、ノミネートしている。ESPNが「デビッド・プライスと史上最高の背番号」との見出しで取り上げている。

 記事では、ブルージェイズからレッドソックスにフリーエージェントで加入した左腕デビッド・プライスが、レイズ、タイガース、ブルージェイズで背負い続けた愛着深い14番を新天地で諦めることになったという話を紹介。2009年にメジャー殿堂入りを果たしているジム・ライス氏の栄誉を称えて、レッドソックスでは永久欠番になっていたからだ。

 ただ、新たに選んだ24番は史上最高のナンバーだと指摘。ドワイト・エバンス外野手、マニー・ラミレス外野手に加え、2012年シーズンのサイ・ヤング賞受賞者プライスが新たに背負うことになるからだという。

 特集では、各球団の偉大な背番号を、これまでに背負った球団史に残るスター選手のキャリア通算のWAR(Wins Above Replacement)で選出。WARとは打撃、守備、走塁、投球を総合的に評価して選手の貢献度を表す指標で、そのポジションの代替可能選手と比較し、どれだけ勝利数を上積みしたかを表す。現在のメジャーで、選手を評価する指標として最も重視されているものの1つだ。

 プライスが背負うレッドソックスの24番は、3選手のキャリア通算のWARを合わせて「99・4」となっている。

 では、他の球団の偉大な背番号はどうなっているのか。例えば、1桁の背番号がほとんど永久欠番となるほどスター揃いのヤンキースからは、3つの番号が選ばれている。

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