上野大樹、小林敦、植松優友、中郷大樹の4選手が引退 ロッテと新たな契約

上野「マリーンズに入団して幸せだった」

 ロッテは10日、上野大樹投手、小林敦投手、植松優友投手、中郷大樹投手の現役引退と新たな契約を発表した。上野はマリーンズ・ベースボール・アカデミーのテクニカルコーチ、小林はスカウト、植松は打撃投手、また前西武の中郷も打撃投手として再出発する。

 4選手は球団を通じて以下の通りコメントしている。

○上野大樹
2008年ドラフト3位
通算117登板、11勝10敗2ホールド、防御率3.64

「トライアウトの際にファンの方々が、わざわざ静岡まで来てくださり、応援して頂きました。その時、改めてマリーンズに入団して幸せだったなあと感じました。こんな僕ですが、多くの方に応援して頂き、本当にありがとうございました。プロ初勝利も初完封も想い出深いですが、一軍で投げたすべての試合が僕にとっては大切な思い出です。マリーンズは地域に根付いた球団だと思っています。新しい仕事では、地域貢献も出来ればと考えています。なによりも子供たちに野球を教えるのは楽しみですし、嬉しいです。やりがいを感じています」

○小林敦
2010年ドラフト3位
通算9登板、1勝5敗、防御率5.80

「怪我をして投げる事が出来ない日々が長かったですが、5年間もやらせていただいた事に感謝をしています。一番の思い出は長い怪我から復帰して、ロッテ浦和球場での二軍戦で久しぶりに投げた試合の事。とても緊張をしたのを覚えています。応援してくれた方々、サポートして頂いた方々に本当に感謝をしています。第2の人生では、マリーンズの力になれるような、いい選手を発掘できるよう頑張ります」

○植松優友
2007年高校生ドラフト3位
通算2登板、0勝2敗、防御率7.88

「今年、プロ8年目で一軍初登板初先発を地元関西の甲子園で投げる事が出来たことが一番の想い出です。その時は80人ほどの知人の方に応援に来ていただきました。応援してくれた皆様に本当に感謝です。選手としては力になれませんでしたが、スタッフとして少しでもチームをサポートできるよう必死に頑張って投げたいと思います」

○中郷大樹
2006年大学生・社会人ドラフト6位(2014年に西武に移籍)
通算141登板、6勝4敗22ホールド、防御率3.59

「マリンでプロ初勝利した際に福浦さん、岡田さんと一緒にお立ち台に上げて頂いたことが一番の想い出です。悔いはありません。応援していただいた皆様に感謝の気持ちで一杯です。今は、スタッフとして再びマリーンズに戻る事が出来てとても嬉しく思います」

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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