15年連続20勝、早婚、投手一本…日ハム大谷に大先輩から期待の“喝”

張本氏&有藤氏から球界のエースにハイレベルな要求

 日本ハムの大谷翔平投手が11日の「2015プロ野球最優秀バッテリー賞」の表彰式に出席し、球界の大物OBから“喝”を入れられた。

 今や球界のエースに成長しつつある162キロ右腕。まさかの“喝”は、同賞の選考委員である張本勲氏、有藤道世氏の選考経過報告中にあった。先制パンチは有藤氏からだ。

 今季の大谷は前半戦は10勝1敗、後半戦は5勝4敗。一方のセ・リーグ受賞者のヤクルト・石川は前半戦5勝7敗だったが、後半戦は8勝2敗とリーグVに大きく貢献した。有藤氏は大谷の後半戦の失速を厳しく指摘。そして早婚を勧めた。

「球界には『生き物には餌(食事)がある』という言葉がある。これが今年の石川投手。球宴までに5勝7敗で、後半戦は8勝2敗。石川は妻帯者だから後半戦で頑張れた。ただ、大谷には守るものがない。結婚でもすると、成績が変わってくるんじゃないか?」

 有藤氏の厳しい助言は続く。続けて、2月の沖縄・名護キャンプで大谷の投球を視察した時の話を持ち出した。

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