15年連続20勝、早婚、投手一本…日ハム大谷に大先輩から期待の“喝”

「日米通算で金田さんのシーズン連続の20勝記録を破ってもらいましょう」

「練習試合の投球を見て、私は『この球で20勝できなかったら、おかしい』と新聞で言った。ところが、今年は15勝で終わっている。3つタイトルを取ったとしても、これが彼の甘いところ。今年は22試合先発。来年は27、28試合で投げれば、25勝ぐらいは出来る」

 有藤氏が期待するのは通算400勝左腕・金田正一氏のような勝ちっぷりだ。金田氏は国鉄(ヤクルト)時代の1951年から64年まで14年連続で20勝以上をマークした。

「大先輩の金田さんは10年以上続けて20勝をしている。(21歳の)大谷は米国へ行くんだろうけど、米国でも15年ぐらいは20勝を続けられる。日米通算で金田さんのシーズン連続の20勝記録を破ってもらいましょう」

 有藤氏の“喝”に、球界のご意見番こと、張本氏も黙ってない。マイクを持つと、いち早く投手一本に専念すべきと説いた。

「大谷は100人に1人の投手。早く一本でやってもらいたい。私はしつこいから2回も3回も言っているんだけど、『(二刀流を)本人がやりたい』と言っている。でも、まだ大谷は子ども。ここは大人が説得しないと。なぜなら、大谷が投手だけなら20、25勝は勝てる投手。今年の打撃はどうだったか? プロに入った時は本当に良かった。これは(投手か野手かで)迷うと私も思ったんですよ。ただ、今年の打撃は別人だった」

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