15年連続20勝、早婚、投手一本…日ハム大谷に大先輩から期待の“喝”

大谷本人は「(結婚は)今は必要性はあまり…」

 張本氏が投手専念を勧めるのは、米大リーグでの成功も見据えてのことだ。

「本当に気の強い投手なら、(打者・大谷の)『体に当ててもいい』と投げてくる。右肘に当てたら、米国へ行く前にケガする。それに米国人と人種が違う。米国人はもの凄い体力がある。(日本人は)しっかり走り込んでやらないと(米国人には)ついていけない。とにかく頑張ってほしいね」

 晴れ舞台での厳しい助言。これも両氏が大谷を球界を引っ張っていくエースと認めているからだろう。では、本人はこのアドバイスをどう受け取ったか。

 「(20勝へは)まずは登板回数から。今年も27、28試合を投げていたら(成績も)違っていたかもしれない。(前半戦と後半戦で)投球が悪くなっている印象はない。(結婚は)どうなんですかね? いたらいいかなと思いますけどね…今は必要性はあまり…無理にというものでもないですし…タイミングでいいんじゃないですか? (二刀流は)やるつもりです。頑張ります」

 プロ4年目となる2016年。球界の大御所たちに納得してもらうためには、「二刀流・大谷」として、今季以上の圧倒的な活躍が求められる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY