西武はCS逃すも契約更改はアップ続出 主砲&最多安打男&正捕手が大台へ

野手陣も続々アップ、中村剛は4億円、炭谷&浅村は1億円に到達

○十亀剣投手 6000万円(2300万円アップ)

 今季チーム唯一の2桁勝利となる11勝(7敗)を挙げた右腕は、62%アップとなった。エース・岸が5勝(6敗)止まりだった今シーズン、1年間通して奮闘したサイドハンドの貢献度は大きかった。

○菊池雄星投手 5500万円(1700万円アップ)

 9勝(10敗)で2桁勝利には届かず、規定投球回にも10イニング足りなかった。それでも防御率は2.84と安定した成績を残し、来季は45%アップとなった。

○炭谷銀二朗捕手 1億円(1000万円アップ)

 今季133試合に出場し、捕手部門のベストナイン、ゴールデングラブを受賞。侍ジャパンの一員として「世界野球プレミア12」でもマスクを被った正捕手は、1億円の大台に到達した。

○浅村栄斗内野手 1億円(2200万円アップ)

 3番打者として、今季13本塁打、81打点をマークした不動の二塁手も1億円に到達した。打率は.270だったが、チームの規定打席到達者で秋山に次ぐ得点圏打率.331は、その勝負強さを表している。セカンドというポジションでのこの打力も、大きなアドバンテージとなっている。

○中村剛也内野手 4億1000万円(3000万円アップ)

 今季37本塁打を放ち、自身6度目の本塁打王に輝いた主砲は4億円に到達し、球界野手最高年俸に。シーズン後に行われた「世界野球プレミア12」では侍ジャパンの4番を務めた。日本一のホームランバッターは来季、さらに本塁打数を積み重ねることができるか。

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