結婚は飛躍につながる? 今年結婚&婚約が明らかになった選手たち

柳田はトリプルスリー&首位打者、結婚の年に飛躍遂げた選手も

 2015年オフはおめでたい話題が続いている。トリプルスリーを達成したソフトバンク柳田悠岐外野手がシーズン中に結婚していたことを発表。生涯の伴侶を得たことがプレーに大きく影響したと言ってもいい。

 柳田だけでなく、プロ野球では結婚をシーズンオフに発表するケースが多い。選手によっては、シーズン中に自身の結婚報道が出ることでチームメイトに余計な気を遣わせるのを防ぎたいという思いがある。シーズンに終わりには契約更改の席が用意されているため、そこで報告すればいいという選手もいるだろう。

 自分の口で伝えたい選手はオフまで待って会見を開く。プロ野球選手はオフしかゆっくりする時間がないため、11月、12月に婚姻届けを出すケースも珍しくない。恥ずかしさがあったり、直に報告する必要がないと考えている選手は広報を通じてコメントを発表する。ケースによってはメディアを通じて、大々的に報じられる場合もあり、発表の仕方は人それぞれである。

 人生の大きな転機となる結婚。今年、結婚発表や入籍、婚約をした主な選手と今季の成績を見てみたい。

○西野勇士(ロッテ・24歳)
54試合、1勝2敗34セーブ4ホールド、防御率1・83
1月に青森県出身の一般女性と結婚していたことを契約更改会見の席で発表。
自己最多セーブで2年連続30S以上をマーク。防御率も昨季の1.86からさらに向上させた。

○宮田和希投手(西武・27歳)
18試合、1勝0敗、防御率5.21
1月に一般女性と入籍したことを発表。
5月の阪神戦で4番手で登板しプロ初勝利。

○吉田一将(オリックス・26歳)
14試合、1勝5敗1ホールド、防御率5・27
1月に9歳上の一般女性と結婚していたことを契約更改の席で公表。
1年目に5勝もプロ2年目はケガによる離脱もあり1勝止まり。

○大原慎司(DeNA・30歳)
21試合、0勝1敗6ホールド、防御率4・02
1月に6歳下の一般女性と結婚していたことがシーズンオフに明らかに。
自己ワーストの登板数にとどまり、契約更改では600万円ダウンに。

○島内宏明(楽天・25歳)
25試合、打率.203、0本塁打、6打点
1月に22歳の家事手伝いの女性と結婚したことを公表。故郷石川で婚姻届を提出。
今季は負傷もあり、自己最低の成績に。

○橋本到(巨人・25歳)
68試合、打率.219、1本塁打、10打点
シーズン開幕前の3月に元保育士の一般女性と結婚。
好不調があり、103試合に出場した昨季より大幅に出場数を減らす。

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