戦力外&自由契約で年俸はどうなった? 新天地で復活目指す選手たち

ヤクルト移籍の坂口は「僕の中ではお金じゃない」

 野球協約で定められた減額制限(1億円以下は25%)超えの大幅ダウン提示もあり、オリックスを自由契約に。プロ14年目をヤクルトで迎えることになった。年俸は7500万円から3000万円にダウンしたが、坂口はオリックス退団を決断する際、「選手としての価値は年俸などで決まると思いますが、僕の中ではお金じゃない。ただもう一度、野球人として勝負したい思いが強かった」と話しており、グラウンド上で結果を残すことしか頭にないだろう。

 ほかにも、広島を自由契約となり、楽天移籍が決まった栗原健太内野手らが移籍を経て復活を目指している。それぞれが固い決意をもって臨む新シーズン。新天地で奮起する姿に期待したい。

 以下はオフに戦力外&自由契約となった主な日本人選手の年俸推移。(※△はアップ、▼はダウン。金額は推定。データはスタッツ・ジャパン提供)

○久保裕也投手 巨人戦力外→DeNA
1500万円(▼3500万円)

○白根尚貴内野手 ソフトバンク自由契約→DeNA
450万円(▼20万円)

○栗原健太内野手 広島自由契約→楽天
2000万円(▼1360万円)

○山内壮馬投手 中日戦力外→トライアウト→楽天
1200万円(▼300万円)

○川本良平捕手 ロッテ戦力外→楽天
1200万円(▼580万円)

○金無英投手 ソフトバンク戦力外→楽天
1200万円(▼1200万円)

○田中靖洋投手 西武戦力外→ロッテ
550万円(△50万円)

○鵜久森淳志 日本ハム戦力外→ヤクルト
750万円(▼210万円)

○坂口智隆外野手 オリックス自由契約→ヤクルト
3000万円(▼4500万円)

○竹原直隆外野手 オリックス戦力外→西武
1200万円(▼250万円)

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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