ド軍と正式契約間近の前田、新たに不利な条件が浮上? 米地元紙が報じる

「肘への懸念」も浮上?

 つまり、基本給が低く抑えられ、インセンティブが高く設定された、球団にとって有利な条件が8年間固定されるというのだ。これが事実ならば、前田にとってはさらに不利な契約と言えるだろう。

 低い条件を補うために年俸を大幅に上回る多額のインセンティブを盛り込むとされる契約は、ドジャースファンの間でも話題となっており、ツイッター上では「ケンタマエダインセンティブス」というハッシュタグも出現。巨大な成果報酬の中身を予想するなど大きな話題となっている。

 また、ESPNのジェリー・クラスニック記者は自身ツイッターで「関係者いわく、ドジャースとケンタ・マエダの契約は、彼の肘への懸念からもう少し時間がかかる見通しだ。明日か明後日には正式発表されると予想される」と伝えており、正式契約への最終局面で交渉が“難航”している可能性も浮上。日本で最多勝と沢村賞をそれぞれ2度受賞するなど実力と実績は文句なしのエースだが、ドジャースとの契約交渉はどのような決着を見るのか。今後の動向が注目される。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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