前田健太が8日にドジャース入団会見へ アストロズも獲得に動いていた?

特殊な契約の理由は「(肘に)多くのレッドフラッグを見つけた」!?

 正式契約は当初報じられていた5日から2日ほど遅れたが、ESPNのジェリー・クラスニック記者は身体検査で「肘への懸念」があったと指摘。さらに、地元紙「ニューヨーク・ポスト」のコラムニスト、ジョエル・シャーマン記者もツイッターで「ドジャースは身体検査で(肘に)多くのレッドフラッグ(赤旗)を見つけた。それが、8年契約が総額2500万ドルで、先発試合数などに応じて1000万ドル程度のパフォーマンスボーナスが付く(契約になった)理由だ」と伝えた。

 また、ドジャース以外のメジャー球団との交渉の噂が出てこなかった前田だが、昨季ワイルドカードでプレーオフ進出を果たしたア・リーグ西地区の強豪アストロズも争奪戦に参加していたと、地元紙「ヒューストン・クロニクル」が伝えている。アストロズは昨季限りでフリーエージェントとなった左腕スコット・カズミアーの再契約に動いたというが、こちらもドジャースに奪われる格好となっていた。

 前田サイドとメジャー球団の交渉期限は米東部時間1月8日午後5時(日本時間9日午前7時)。タイムリミットが迫る中、ようやく日本人右腕の去就問題に決着がつきそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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