ド軍入団のマエケン、将来「右肘手術」要する可能性 MLB公式サイトが伝える

ド軍強化責任者、懸念が契約に「影響」も「意義深い戦力になってくれると確信」

 ドジャースの強化責任者アンドリュー・フリードマン氏は記事の中で、「(故障の懸念が)契約期間の長さと形態に影響を与えた。(彼は)完全に自覚症状がない。6週間前には試合で登板していた。その点が、現時点では彼が2016年にチームにとって意義深い戦力になってくれるという大きな確信を与えてくれている」と語っている。

 一方、前田にも活躍する自信が存在する。

「今回の自分の契約内容に関して様々な憶測を呼んでいますが、一部報道にあった通り、身体検査においてイレギュラーな点がありました。そうした状況の中でドジャースには長期にわたって保証してもらい、最大限の評価をしてくれたと思います。自分自身もドジャースの一員として長きにわたってこのチームでがんばっていくという決意をしました」

 会見の席で自ら検査結果の異常を公表した上で、「日本で9年間プレーしてきて1度も長期離脱したことはないですし、昨年も1年間通して投げてこられたので、これから先もずっと投げていく自信はありますし、しっかり自分自身、自分の体を知りながらプレーしながらチームに貢献していく自信はあります」と語った。

 健康への不安の声を払拭するためにも、前田には1年目から快刀乱麻のピッチングを期待したい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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