ヤクルト小川に“秘密兵器”!? 今季目標は自身初の「200イニング投げ切り」

「疲労時に高いパフォーマンスを発揮することが重要」

 ヤクルトの小川泰弘投手が今年、プロ入り初のシーズン200イニングという誓いを立てた。

 独特の投球フォームからライアンの異名を持つエースは7日に都内で行われたナイキ社のトレーニングイベントに参加。ボクシングのWBC世界バンタム級王者の山中慎介らと約1時間トレーニングを行った。そこで、今季からNBAのスーパースター、クリーブランド・キャバリアーズのフォワード、レブロン・ジェイムスも愛用している「ナイキ・プロ・ハイパークール・マックス・タイツ」を着用することを明らかにした。

「トレーニングでも試合でも、タイツをはくことでスイッチオン。グッと気持ちが入ります」と語った小川は“秘密兵器”に好感触をつかんでいる様子。パフォーマンスタイツを着用することで保湿性が高まるため、「怪我の不安だって大幅に軽減。ハートの面以外でも欠かせないね」と語っている。

「疲労時に高いパフォーマンスを発揮することが重要だと考えている私にとって、絶妙なホールド力とソフトさが得られる1本は、リミッターを外してくれるパートナーです。昨シーズンの日本シリーズにおける、福岡ソフトバンクホークスのような強敵に屈しないパワーを得るため、積極的に頼りたいと思います。そして、今年は200イニング投げ切りを目標に精進します!」

 昨季、日本シリーズで敗れたソフトバンク打倒を誓った小川。プロ入り1年目の13年シーズンは178イニング、14年は右手骨折もあり108回1/3分、15年は168イニングだった。“秘密兵器”の助けも借り、自身初のシーズン200イニングを実現するつもりだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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