「人生で一番不安だった」―「怖さ」乗り越えド軍入団、前田健太の一途な想い
2016.01.11
思わぬ“壁”にぶつかりながら、ポスティングシステム(入札制度)で広島からドジャースに移籍した前田健太投手を支えたのは「メジャーのマウンドに立ちたい」という一途な想いだった。
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「期待」から「不安」へ、ドジャース入団までの険しい道で前田を支えた「強い意志」

 思わぬ“壁”にぶつかりながら、ポスティングシステム(入札制度)で広島からドジャースに移籍した前田健太投手を支えたのは「メジャーのマウンドに立ちたい」という一途な想いだった。

 前田は11日にマツダスタジアムで記者会見を行った。その中で、「ホッとしたのが今の気持ちです。不安もあったので、やっとスタートラインに立てたなと」と胸の内を明かしている。「正直、人生で一番不安になりましたね。野球でここまで不安になったことはなかったです」。右腕はこう切り出してから、ドジャースと契約するまでの険しい道を振り返った。

「本当に周りのいろんな方にサポートしてもらった。家族にも後押ししてもらいましたし、エージェントにも支えられながらしっかりサポートしてもらった。自分の目標を叶えたいという強い意志があったので、とにかくどんなことがあっても折れないと自分で思ってました。諦めない気持ちは持ちながら過ごしてましたけど、もしかして駄目なんじゃないかと思うこともあったので、決まるまではすごく怖い時間を過ごしました」

 日本で圧倒的な成績を残し、確固たる地位を築いた前田の獲得には、複数のMLB球団が動くと報じられていた。ただ、ラブコールを送り続けたダイヤモンドバックスをはじめ、レッドソックス、ジャイアンツなど当初は「本命」とされていた球団が次々とFA選手を獲得。前田獲りから撤退したと米メディアが伝えた。

 前田は「どこのチームも獲ってくれないんじゃないかという不安もありました」と言う。

 ドジャースと合意後、ESPNのジェリー・クラスニック記者は前田に「肘への懸念」があったため、正式契約が数日ずれ込むと報じた。さらに、これまでにポスティングで海を渡った日本人投手と比べて基本給が低く、出来高が重視された異例の契約について、地元紙「ニューヨーク・ポスト」のコラムニスト、ジョエル・シャーマン記者はツイッターで「ドジャースは身体検査で(肘に)多くのレッドフラッグ(赤旗)を見つけた。それが、8年契約が総額2500万ドルで、先発試合数などに応じて1000万ドル程度のパフォーマンスボーナスが付く(契約になった)理由だ」と伝えていた。



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