年俸調停申請、田澤純一の価値は? 地元紙は「3年21億円の契約も妥当」

「ファングラフス」の指標では1WAR=約9億4000万円

「レッドソックスは自分が契約したチームであり、トミー・ジョン手術からの復帰もサポートしてくれた。確かに、ここでキャリアを積んでいきたい。しかし、これはビジネスであり、自分だけではコントロールできないと分かっている」

 日本のプロ野球を経由せずに渡米後、レッドソックスのマイナーから自らの力でMLBの舞台に這い上がり、チームに欠かせない存在となった右腕は、このように複雑な胸中を明かしていたという。

 記事では、田澤の市場価値を様々な角度から検証している。

 田澤の過去4年間のWAR(Wins Above Replacement/打撃、守備、走 塁、投球を総合的に評価して選手の貢献度を表す指標で、そのポジションの代替可能選手と比較し、どれだけ勝利数を上積みしたかを表す)は1.0となっており、米分析サイト「ファングラフス」の指標では1WAR=年俸800万ドル(約9億4000万円)の価値と位置づけられていることに言及している。

 一方で、2013年からポストシーズンの試合を含めて212試合に登板している田澤が、オールスター前の通算防御率2.61に対して、オールスター後は4.24とシーズン後半に落ち込む傾向が見られている点も指摘。昨季は防御率4.14と本格的にメジャー定着を果たしてからワーストの数値で、シーズン最終盤には15登板で14失点と失速して休養となった事実に触れ、「レッドソックスはまだこの田澤の『習性』に関して解決策を見いだせていない」と分析した。

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