巨人のウイークポイントを埋めるカギ 4番は誰が打つ?

昨季は8選手が4番に、今季は固定できるのか

 巨人は高橋由伸新監督のもと、V奪回へ向けてスタートする。各地での自主トレーニングも終盤を迎え、1月末から宮崎で合同トレーニングを開始。高橋監督も「個人のレベルアップを求めていきたい」とチーム全体の力の底上げを目指していく。

 やはり一番のウイークポイントは打力。チーム打率.243はリーグ最低だった。防御率は12球団トップの2.78であることを考えれば、打力の強化は白星に直結してくる。カギを握るのは4番は誰が打つのか、という点だ。

 昨年の4番打者を見てみると阿部慎之助(53試合)、坂本勇人(48試合)、亀井善行(17試合)、長野久義(11試合)、大田泰示(10試合)、アンダーソン(2試合)、村田修一、中井大介(それぞれ1試合)と8人もの選手が座った。

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巨人 今年の主な4番候補の2015年成績

 昨年の背景を見てみると、まずキャンプからオープン戦にかけてのチームの構想は「4番・大田」の夢プランがあった。前年の2014年終盤に打撃の変化が見られ、飛躍を期待。オープン戦、練習試合と序盤は成績を残していた。

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